快客杯(哥窯梅子青)

¥53,600 JPY
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色彩が美しい世界遺産・龍泉青磁

龍泉の青磁は今から1500年ほど前の南北朝時代に始まると言われ、中国陶磁器史上もっとも長く焼かれ規模としても最大級の生産地でした。伝説になりますが、宋の時代には章という姓の名高い陶匠の兄弟がおり、優れた作品を生み出しました。哥(兄)窯は宋代の五大窯に数えられる名窯で、釉薬に網の目状に入った亀裂が特徴。弟窯は玉のように透き通る純粋な色で知られています。青磁の里として発展を遂げますが、明代には青花磁器の隆盛と、倭寇などの影響から海外貿易が厳しく制限されたため生産量が減少、質も以前の輝きを失いました。

時が流れて1957年、周恩来総理の指示により、8名の専門家からなる復古グループにより新たな火がともり、現在では新たな発展の時代を迎えています。2009年には「龍泉青磁の伝統工芸技術」が無形文化遺産として世界遺産に登録されました。

趣のある梅子青、
網状に入った亀裂が印象的な哥窯風

龍泉の青磁には様々な色がありますが、こちらは代表的な梅子青という緑色。哥窯は現存する品が少なく所在も明確にはわかっていませんが、網の目のように入った釉薬の亀裂(貫入)が特徴。古代の哥窯は亀裂が黒くはっきりしたものの方が多いのですが、高度に洗練された芸術品はともかく普段使いとしては馴染みにくいと思い、亀裂の黒くないものを入荷しました。薄さを良しとする磁器とは違い、厚くしっかりした重みがあります。

個性的な形の快客杯

日本では珍しい快客杯は杯を蓋代わりに使います。湯を注いで杯を逆さまにして蓋代わりにして茶を淹れたら、次は杯として茶を注ぎます。かっちり蓋として閉まるわけではなく上に置くだけですが、保管時にも一体として可愛らしい形です。

※注ぎ口が左に曲がっています。自分専用の杯という意味合いと水の流れに変化をつけるという意味だそうですが、右利きだと自然な傾きといえるのですが、左利きだとちょっと使いづらいかもしれません。

※焼成時の温度や気候により色味に個体差があります。

サイズ 長101×幅92×高79mm
容 量 壺100ml(満水120ml)、杯35ml(満水65ml)
重 量 壺161g、杯80g
製造地 浙江省麗水龍泉市