背の高い上品な丸み、珠宝壺(濃茶)
こちらは定番の西施壺を思いおこさせる丸みを帯びた形ですが、西施壺の重心が下にあるのに対し、背が高く、より上品で躍動感のある形です。こちらの茶壺の茶漉し部分は球孔と呼ばれるタイプ、蜂の巣のような細かい孔がたくさん開いている形です。球孔はもともと常滑焼などに見られ、中国では1970代に日本に輸出するために作られたと言われており、茶漉し部分の面積が広く水が流れやすいという長所があります。また、抛光といって表面を研磨する工程を経ており、表面に光沢があります。紫砂壺は長く使い手入れをすることで次第に光沢を増していくのですが、はじめからそれに近い雰囲気を味わえる技法です。作者は徐方梅。
※紫砂壺の容量記載について
紫砂壺以外の器は、形によるものの満水の7〜8割程度が適量ですが、紫砂壺は湯をいっぱいに注いだ後、蓋をして茶をあふれさせるのが基本の使い方です。そのため、あふれた後、蓋を取って残った量を容量として記載しています。
| サイズ | 手〜口117×幅82×高85mm |
| 容 量 | 適量・満水190ml |
| 重 量 | 蓋30、壺120g |
| 製造地 | 中国江蘇省宜興市 |






